【神奈川の桜・2019】大和・引地川沿い1．2キロ彩る

　神奈川県大和市南部の桜の名所、引地川沿いの「千本桜地区」（同市福田）で満開になった。週末を迎えて多くの人たちが訪れた。

　1970年の大規模な宅地開発に伴って、ソメイヨシノ約400本が川沿いの約1.2キロにわたって植栽されたことが地区名の由来。3年前に始まった県による河川拡幅工事では伐採・植え替えが順次行われているが、その影響はまだ少ない。散策者は川面に映えたピンク色の回廊を写真に収めたり、シートを敷きゆっくりと春の眺めを楽しんだりしていた。