日章は西日本短大付 九州高校野球20日開幕

 20日に鹿児島市で開幕する高校野球の春季九州大会(第144回九州大会)の組み合わせ抽選会は11日、同市であった。県勢は2回戦からで大会第1日に登場。今春の選抜大会に初出場した日章学園が20日午後1時から西日本短大付(福岡)と、41季ぶりに県大会を制した小林西は同3時半から選抜出場の大分と、それぞれ対戦する。

 日章学園は2季連続13度目の出場。選抜大会は1回戦で敗れはしたものの、終盤に持ち味の粘り強さを発揮した。小林西は2季連続8度目で、投手陣の安定感が光る。

 選抜出場組は、4強入りした明豊(大分)が鹿児島実、8強の筑陽学園(福岡)は佐賀商と対戦。熊本西は真颯館(福岡)と鹿児島商の勝者とぶつかる。

 大会は25日まで同市の平和リース球場などで行う(23日は休養日)。各県予選を突破した13校と、選抜出場5校の計18校が参加する。

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