【「平成」の山口市を振り返る】 No.21「平成21年に本紙が伝えたこと」

 2009(平成21)年7月21日、山口県を「平成21年7月中国・九州北部豪雨」が襲った。本紙では同24日付で「大内・大歳・小鯖・宮野・鋳銭司・小郡地域など市内各地で床上・床下が浸水。最大で3万6千世帯が断水を余儀なくされたほか、一時は約150世帯が停電に見舞われた。77ミリという7月の観測史上最多の一時間雨量を記録した山口市。市民にとって大きな打撃を受けたのが、浄水処理したきれいな水を市内7カ所の配水池に送っている市朝田浄水場の浸水だ。(中略)さらに、国道262号線の佐波山トンネルの手前から防府側へは、土砂崩れのため通行止めが続いている」と被害状況をリポート。加えて「災害による断水の期間中、湯田温泉の旅館などでは、市の助成によって通常料金の半額で入浴できる」(同25日付)「第31回ふしの夏まつり中止」(同)等、関連するトピックスも伝えた。

 山口宇部空港からジャンボ機「熱球号」をハワイへ飛ばしたのは、山口高同窓会。3月4日から9日までの行程に、本紙は同行取材し「同窓会ディナークルーズパーティーやゴルフコンペ等に加え、記念植樹も実施された」(同13日付)と、現地での様子を伝えた。

 また、「11月16日に市が韓国・昌原市と姉妹都市締結」(同20日付)したことなども掲載した。

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