えびの市の日章学園九州国際高校長の屋田伸仁さん(61)=鹿児島県奄美市出身=は、趣味の手品を通じて日中友好の懸け橋になろうと奮闘し続けている。中国人留学生に技を教え、“弟子”たちは市民らを前に披露するなど、少しずつ交流の和が広がってきた。かつて勤めた上海日本人学校では、領土問題を抱える日中関係の難しさも目の当たりにした。それでも「言葉や文化の壁があっても、人と人は歩み寄れる」と力を込める。
手品で日中懸け橋に 日章学園九州国際高・屋田伸仁校長
- Published
- 2019/04/13 11:00 (JST)