JR九州は12日、ゴールデンウイーク期間(GW、26日~5月6日)の九州新幹線と在来線特急の指定席予約状況を発表した。今年のGWは天皇の代替わりに伴い27日から10連休となるため予約は例年と比べ特に好調に推移。長崎線の予約済みの席数は11日現在で前年同日比65.5%増の8万1千席となった。
長崎線の指定席数は同3.5%増の18万6千席で、予約率は43.7%。
九州新幹線、日豊線を合わせた全体の予約済み席数は同64.7%増の30万4千席。予約率は46.1%といずれも高い水準となった。JR九州の担当者は「10連休で休みが取りやすく、複数回旅行に行く人もいるようだ。また、九州各地でイベントやコンサートがあり、利用者の動きが活発になっている」としている。同社は「予定が決まったら早めの予約を」と呼び掛けている。