日ハム吉田輝、ロッテ藤原恭大を2打席連続で3球三振…注目のドラ1プロ初対決

日本ハム・吉田輝星(左)、ロッテ・藤原恭大【写真:荒川祐史】

吉田輝は3回2安打2失点 斎藤佑は4回から2イニング無失点

 日本ハムのドラフト1位の吉田輝星投手が13日、イースタン・ロッテ戦(鎌ケ谷)でドラフト1位の藤原恭大外野手とプロ初対決。2打席連続で3球三振に抑えた。

 昨夏の甲子園決勝以来の対決。1番に入った藤原を136キロ直球、141キロ直球で簡単に追い込むと、3球目、真ん中高めへの直球で空振り三振に抑えた。2度目の対決は2回2死二塁。初球カーブで見逃しを奪うと、128キロ変化球で空振りを奪った。3球目は外角低めへの144キロ直球で3球三振に仕留めた。

 昨夏甲子園の決勝では、金足農のエースと大阪桐蔭の4番として対戦。藤原が3安打2打点と活躍し、チームは全国制覇を果たした。鎌ケ谷スタジアムは外野席を開放するなど大賑わい。吉田輝が三振を取る度にファンは拍手喝采だった。

 吉田輝は初回1死から細谷の左越えソロを浴び、3回1死一、三塁から井上の中犠飛で2点目を失った。3回3奪三振4四球、2安打2失点だった。イースタンでは4試合登板し、計10回5失点。防御率4.50となった。

 4回からは斎藤佑樹が2番手として救援し、新旧ドラフト1位リレーも実現した。斎藤は味方の失策などで迎えた4回2死二、三塁で細谷を空振り三振。2回1奪三振1四球、無安打無失点に抑えた。イースタンでは3試合登板し、防御率0.00。計6回無失点となっている。(Full-Count編集部)

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