プレミアリーグで今季価値を急落させている7名

『FourFourTwo』は「2018-19シーズンに価値を急落させている7名のプレミアリーグ選手」という記事を掲載した。

昨季までは繁栄していたものの、今シーズンに入ってから市場価値が下落してしまっている選手たちとは?

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メスト・エジル(アーセナル)

ニューカッスル戦、そしてエヴァートン戦で起用されたエジル。プレミアリーグで2番目に高額な給与を受け取る契約にサインしてからわずか1年あまりで、もはやアーセナルの「Bチーム」扱いとなっている。

エジルは常にその情熱の欠如を非難されてきた。「贅沢品」のような華麗な選手であり、不調時には「できること」より「できないこと」に注目が集まってしまう。

17試合でスタメン出場しているが、ユナイテッド戦、トッテナム戦、リヴァプール戦、チェルシー戦、シティ戦ではスタートから置かれることはまずない。

アントニオ・バレンシア(マンチェスター・ユナイテッド)

すでにマンチェスター・ユナイテッドでの時間が終わりに近づいていることは彼自身も知っているだろう。クラブは彼の契約を延長するオプションを持っていたが、その期限は過ぎてしまった。

バレンシアが求めていた別れの形ではなかったはずだ。彼はユナイテッドで素晴らしい貢献をし、サイドバックへのコンバートも受け入れた。

しかしこのところは怪我にも苦しめられており、スールシャール新監督の下ではディオゴ・ダロットにもポジションを奪われている。

ギャリー・ケイヒル&アンドレアス・クリステンセン(チェルシー)

マウリツィオ・サッリのプランからほぼ完全に外れていることを考えれば、この二人は一纏めにしていいだろう。

昨季チェルシーが6位になった後、モーゼス、ケイヒル、クリステンセン、セスク、バカヨコ、モラタが20試合以上に出場していた。そのうち4人が放出されて、この2人だけが塩漬けとなっている。

サッリはコンテが使っていた3バックを好んでおらず、ダヴィド・ルイスの復活がクリステンセンを追い出した。今夏チームを去る可能性は高いように思えるが…。

ニック・ポープ(バーンリー)

最悪の時期に最悪の怪我を負ってしまった悲運のゴールキーパーといえる。彼はロシアW杯でイングランド代表の3番手だった。

そして今季、彼はバーンリーでも3番手になってしまった。7月に肩を脱臼してしまったため、ジョー・ハートがチームにやってきた。

さらにFAカップで与えられていた出番も、マンチェスター・シティに当たってしまったことで失われてしまい、トム・ヒートンの成長で完全にチームの余剰戦力になってしまっている。

レイトン・ベインズ(エヴァートン)

エヴァートンがバルセロナからリュカ・デイーニュを獲得した時、マルコ・シウヴァ元監督はベインズをサブに落とそうとしていることは明白だった。

30代中盤を迎えたベインズは先んじた行動を取ることができなくなってきており、エヴァートンは変化を求められた。とは言えあのベインズが400分未満しかプレーしていないことはまだ少し悲しく思える事実だ。

監督は、彼がドレッシングルームでどれだけ大きな役割を果たしているかを強調している。今季契約が更新されるかどうか、動向を見ていきたい。

ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・シティ)

今季終了後に適切なオファーがあればマンチェスター・シティを去る可能性があると伝えられているオタメンディ。31歳になった彼は、当然ながら毎週のようにプレーしたいと思っている。

しかしエメリク・ラポルトとジョン・ストーンズがシティのファーストチョイスであり、オタメンディは後方からの組み立てという点では彼らに劣っている。

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昨年のPFA年間最優秀選手に選出されたのはダビド・シルバ、アグエロ、ウォーカー、デ・ブライネ、そしてオタメンディだった。彼だけがポジションを失っている現状をどう捉えるべきか。

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