世界中のサッカー情報を網羅するQoly編集部が今、ちょっと気になっている選手を有名・無名を問わずにお届けする「今週の5名」。
第9回目の今回は、今、サッカー界を賑わせているジョアン・フェリックスに匹敵するかもしれない選手らが登場するぞ。
ショーン・ジョンソン(アメリカ)
所属クラブ:ニューヨーク・シティ(アメリカ)
昨年までダビド・ビジャ(ヴィッセル神戸)が所属したニューヨーク・シティの守護神を務めるショーン・ジョンソン。
2010年のプロデビューからMLSで250試合以上に出場し、アメリカ代表にも選出される29歳のベテランGKだが、13日に行われたミネソタ・ユナイテッド戦で信じられないミスを犯してしまった。
相手のプレスが視界に入ったのだろうか、2-2という緊迫した展開のなかバックパスの処理を誤り、ボールはそのままゴールへ…。痛恨のオウンゴールとなってしまった。
チームはその後、同点に追いつき3-3で終わったが、ジョンソンにとっては後に振り返りたくない試合となったことであろう。(編集部X)
グスタヴォ・ヒデキ・オータ(ブラジル)
所属:オエスチ(ブラジル)
今季のサンパウロ州選手権(3部)でデビューした20歳の日系ブラジル人サイドバック。
小柄だがフットサル的なテクニックと俊敏性を持っており、また、正確な左足から高頻度で大きなサイドチェンジやフィードを繰り出してくる。
利き足の逆サイドや中央でのポジションも可能で、今流行りの“偽サイドバック”を任せるには打ってつけの人材かも?(編集部H)
ジェルソン・ロドリゲス(ルクセンブルク)
所属クラブ:ジュビロ磐田(日本)
ビッグネームの参戦が話題となっている昨今のJリーグ。そうしたなか、ジュビロ磐田のジェルソン・ロドリゲスは異色の存在といえる。
ポルトガル出身のロドリゲスは10歳の時にルクセンブルクへ渡り、そこでプロとなった23歳のアタッカー。2017年からルクセンブルク代表としてもプレーしており、その年の9月、後の世界王者フランスを相手に敵地で0-0の引き分けに持ち込んだ歴史的な試合にも出場していた。
スピードとパワーを生かした推進力が持ち味のロドリゲス。そんな彼が今年新天地に選んだのが日本だった。スタメンで出た開幕3試合は結果を残すことができなかったが、第6節の湘南ベルマーレ戦では途中出場から貴重な追加点となるJ初ゴールを記録。
いまだ明確な基準が見えづらい名波浩監督のチームにおいて、彼の個性は一つの武器となっていきそうだ。(編集部O)
マルティン・ウーデゴール(ノルウェー)
所属クラブ:フィテッセ(オランダ)
弱冠15歳でフル代表デビューした神童も20歳になった。
レアル・マドリーではさすがに居場所がなかったが、オランダで確かな成長を続けている。PSVとのビッグマッチで決めたゴールは文句なしのスーパーゴールだった(動画8分35秒~)。
来季はアヤックスに移籍するとの噂もあり、まだまだ若いだけに今後に期待したい。
ちなみに、この試合ではフィテッセのスルツキー監督が審判にブチ切れて「世界最悪のレフェリー」と暴言を吐いている。(編集部I)
ラファエウ・レアオン(ポルトガル)
所属クラブ:リール(フランス)
ポルトガルの“神童”といえばすっかりジョアン・フェリックス!という感じになってしまったが、ラファエウ・レアオンも負けていないぞ!
リールにはニコラ・ペペがいるためにあまり話題にならないが、昨夏、ポルトガルのスポルティングから加入した19歳はここまで21試合8得点を記録している。
大柄ながら高い技術があり、決定力も高く、途中出場でも力を見せる。これほどの才能を持っている選手はそうはいない。影に隠されるには惜しい天才だ。
14日に行われるPSG戦で主役になれれば、一気に知名度を高めるだろう。(編集部K)