子育てに特化した“ふるさと納税”いかが 三浦市で受付中

18年度に目標額に到達し、新しくなった滑り台(三浦市提供)

 三浦市は、ふるさと納税の使い道を子育て環境の充実に特化した「みうらっ子応援プロジェクト」の、2019年度の寄付を受け付けている。大型遊具の設置など3点の用途を設定し、目標額に達すれば、それぞれ実施する。

 19年度は用途を、(1)潮風スポーツ公園(同市初声町下宮田)内に大型遊具設置(2)乳幼児健診での視覚・聴覚検査機器導入(3)災害時の子ども・乳幼児用食料などの整備-に決定。目標額は(1)と(3)が1750万円、(2)が550万円とした。

 プロジェクトは17年度からスタート。18年度は全て目標額に達し、市は、公園遊具を10基新調、19年度中に市内の小中学校に地震速報システムを整備し、外国語教育用タブレット端末も導入する。年度内に目標額に達しなかった場合は翌年度に持ち越される。

 プロジェクトの達成状況は市のホームページで公開している。問い合わせは、市財政課電話046(882)1111。

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