インディアンス カルロス・ゴンザレスがメジャー昇格

日本時間3月20日にインディアンスとマイナー契約を結んだカルロス・ゴンザレスが、ようやくメジャーの舞台に戻ってくる。テリー・フランコーナ監督は、日本時間4月15日のロイヤルズ戦の前にゴンザレスをメジャーへ昇格させることを明言。指揮官の言葉通り、ゴンザレスは日本時間4月15日にメジャー登録され、正式にインディアンスの一員となった。

ゴンザレスはAAA級で6試合に出場して打率.348、1二塁打、1本塁打、3打点、OPS1.004の好成績をマーク。AAA級のトニー・マンソリーノからフランコーナのもとに推薦があり、フランコーナはゴンザレスをメジャーの戦力に加えることを決断した。

「良い成績を残すことができているのは良いことだ。オープン戦だろうが、公式戦だろうが、練習試合だろうが、いつだって良い結果を残したいものだからね。でも、やっぱりメジャーの舞台で戦いたいと思っていたし、メジャーに合流できるのはとても楽しみだよ。自分のやるべきことを一生懸命やって、チームに貢献したい」とゴンザレス。メジャー通算231本塁打、オールスター3度、シルバースラッガー2度、ゴールドグラブ3度、首位打者1度の実績を誇る33歳のベテラン外野手が実力をしっかり発揮すれば、インディアンスにとって大きな戦力となることは間違いない。

AAA級では外野の両翼を守ったゴンザレスだが、フランコーナはメジャーでも同様にレフトとライトの両方で出場機会を与える方針を明らかにしている。インディアンスとの契約成立が遅かったため、スプリング・トレーニングでの調整は十分に行えなかったものの、マイナーの試合に出場したことによりメジャーで戦う準備は整っており、日本時間4月15日のロイヤルズ戦では早速「3番・レフト」でスタメンに名を連ねている。

レギュラーシーズン開幕から2週間ほど遅れて始まるメジャー12年目のシーズン。ゴンザレスがどのような活躍を見せるか楽しみだ。

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