ブンデスリーガ第29節が14日に行われ、バイエルン・ミュンヘンがアウェイで宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフと対戦した。
前節ボルシア・ドルトムントとの“デア・クラシカー”で勝利したものの、数日後にはトレーニング中にロベルト・レバンドフスキとキングスレー・コマンの喧嘩が発覚したバイエルン。具体的な処罰もなく渦中の二人は先発出場を果たすなど、異様な空気でデュッセルドルフ戦に臨んだ。
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優勝に向け勝利あるのみのバイエルンは15分、左サイドからコマンが右足でクロスを送ると、そのままゴールに吸い込まれて先制点を奪取。さらに41分にはディフェンスラインの背後に抜け出したヨシュア・キミッヒがグラウンダーのクロスを供給し、コマンが左足で合わせてドッペルパック(1試合2ゴール)を達成する。
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後半に入っても主導権を握るバイエルンは、55分に右サイドからのCKを獲得すると、チアゴ・アルカンタラのクロスをトーマス・ミュラーが頭で逸らし、最後はセルジュ・ニャブリが右足で決めて追加点を挙げる。デュッセルドルフに1点を返されるものの、後半アディショナルタイムにレオン・ゴレツカがダメ押し弾を決めて勝負あり。4-1と勝利を収めたバイエルンが首位の座をキープした。