ロイヤルズがサヨナラ勝ち インディアンスをスイープ

【インディアンス8-9xロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

インディアンスが先制したあとロイヤルズが逆転して主導権を握り、インディアンスが追い付く展開となった一戦は、8対8の同点で迎えた9回裏にハンター・ドージャーのタイムリーでロイヤルズがサヨナラ勝ち。開幕2連勝のあと泥沼の10連敗を喫していたロイヤルズは、同地区の優勝候補筆頭であるインディアンス3連戦をまさかのスイープで終えた。インディアンス独走が予想されていたア・リーグ中部地区は、インディアンスが今一つ波に乗れない一方、ツインズやタイガースが予想以上の健闘を見せており、インディアンスはタイガースと並ぶ地区2位タイで、首位ツインズを追う展開となっている。

ロイヤルズは3点を追う2回裏、ルーカス・デューダの1号3ランで同点とし、二死後にウィット・メリフィールドが2号ソロを放って逆転に成功。3回裏にはインディアンス先発のコリー・クルーバーの乱調に乗じて2つの押し出し四球で2点を追加し、1点リードで迎えた5回裏にはキャム・ギャラガーのセーフティ・スクイズ(記録はバント安打)、6回裏にはホルヘ・ソレアーの4号ソロでそれぞれ1点を追加した。しかし、7回表にリリーフ陣が3点を失って同点とされ、試合は8対8の同点のまま9回に突入。9回裏、ロイヤルズはインディアンス6番手のブラッド・ハンドからライアン・オハーンが四球を選んで出塁したあと、代走のテランス・ゴアの盗塁と相手のエラーで無死三塁の大チャンスを迎え、ドージャーがレフトへのタイムリーを放って試合に終止符を打った。

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