ローマは13日、セリエA第32節でウディネーゼとホームで対戦。なかなかゴールが奪えない展開が続いたが、エースのエディン・ジェコが67分に値千金の決勝ゴールを決め、1-0で勝利した。この結果、ローマは勝ち点を「54」まで伸ばし、暫定ではあるものの5位に順位を押し上げている。
現在、セリエAは4位ミランから9位サンプドリアまでが勝ち点差「6」以内と、来季の欧州コンペティションの出場権争いが混戦になっている。ウディネーゼ戦で決勝ゴールを挙げたジェコは、今季序盤戦から苦戦を強いられていたローマが、チャンピオンズリーグ争いを行えていることに、驚きをあらわにした。
伊『sky sport』のインタビューで「ゴールは3ポイントの価値があったので、非常に重要なものとなった。後半のようなプレイができれば、僕らはもっとゴールを奪えるようになるんじゃないかな」とウディネーゼ戦を振り返りつつ「今季のように、僕らが素晴らしいシーズンを送れていないにも関わらず、このような順位に入られているのは奇跡のようなことだと思っている。残りの試合全てで、(ウディネーゼ戦の)後半のようなプレイをしなければならない」と話している。
はたして、ローマはこのチャンスを活かし、来季も欧州最高峰のコンペティションへ参加することができるのか。