きょう16日(火)は全国的に晴れて、日中はポカポカ陽気となりそうだ。ただ、朝晩との気温差が大きくなるため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。また、日本海側は黄砂が飛来するおそれがあり、沖縄や奄美では夜から激しい雨や雷雨に注意が必要となる。
気温上昇 昼間は6月並みの所も
けさは放射冷却が強まっているが、日中は日差しとともに暖かくなる。気温は全国的にきのうより上がる所が多く、昼間は過ごしやすい陽気となりそうだ。予想最高気温は東日本や西日本では22℃前後。北海道でも平年を大きく上回り、札幌は18℃、釧路は16℃の予想で5月下旬から6月下旬並みの暖かさとなる見込みだ。ただ、そのぶん、朝晩との気温差が大きくなるため、調節のしやすい服装がおすすめとなる。
沖縄・奄美は夜から激しい雷雨のおそれ
きょうは広い範囲で晴れるものの、沖縄や奄美は天気が下り坂に向かう。石垣島や宮古島では昼過ぎから、沖縄本島や奄美では夕方から雨が降り出す見通し。夜は局地的に雷を伴って、非常に激しい雨が降るおそれがあるため、落雷や突風などに注意が必要となる。
黄砂にも注意
大陸から黄砂が飛来するおそれがある。西日本は午前中から、北陸や北日本の日本海側でも夕方以降は影響を受ける可能性があるため、洗濯物などは注意が必要だ。
(気象予報士・多胡 安那)