トヨタ C-HRのEV版を世界初披露|上海モーターショー2019

トヨタ EV「C-HR」(左)「IZOA」(右) 上海モーターショー2019

トヨタ EV「C-HR」と「IZOA」を上海で世界初披露

トヨタは、2019年4月16日から同年4月25日まで開催される上海国際モーターショー2019において、電気自動車(EV)の「C-HR」と「イゾア」を世界初披露した。

また他には、中国初披露となるRAV4ならびにアルファード/ヴェルファイアのハイブリッド車(HV)や、2019年3月から販売を開始した「カローラ」「レビン」のプラグインハイブリッド車(PHV)、中国の研究開発拠点で開発したEVコンセプト車「RHOMBUS」などの電動車を出展した。

C-HRとイゾアはトヨタブランドとして中国初投入となるEVで、2020年に販売を開始する。

トヨタ 今後のEV展開

トヨタは「C-HR」と「IZOA」の2車種を皮切りに2020年代前半にはグローバルで10車種以上のEV展開を予定し、さらに2030年にはグローバル電動車販売550万台以上を目指す。

2019年2月末には、1997年から販売を開始したHV「プリウス」から数えた電動車の累計販売台数は約1300万台となり、CO2排出抑制効果は1億300万トン以上になると試算している。

また2018年11月、トヨタは「中国国際輸入博覧会」において法人向けEV「e-Palette」をはじめとした「電動化、知能化、情報化」を活用した新たなモビリティを提案した。これらは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ならびに北京2022オリンピック・パラリンピック冬季競技大会でも活用予定である。

トヨタ副社長:吉田 守孝氏のコメント

2017年から中国で燃料電池車MIRAIの実証実験を開始しており、その他、FCコースターの中国導入など、様々な検討を進めていきます。

© 株式会社MOTA