衆院大阪12区補選に立候補|樽床伸二(たるとこ しんじ)氏の経歴・政策は?

現職議員の死去にともなう衆議院大阪12区(大阪府寝屋川、大東、四條畷市)の補欠選挙(4月9日告示、4月21日投開票)に無所属で元職の樽床伸二氏(59)が立候補しました。

なお、同選挙には共産・自由の2党が推薦する元職の宮本岳志氏(59)、日本維新の会新人の藤田文武氏(38)、公明党が推薦する自民党新人の北川晋平氏(32)が立候補しています。

大阪府寝屋川市出身、大阪大学卒業。衆議院議員を6期務める

樽床伸二氏は1959年8月6日大阪府寝屋川市出身、大阪大学経済学部卒業。松下政経塾の3期生として学びました。1990年の衆院選に出馬するも落選しましたが、1993年の衆院選に日本新党の公認候補として出馬、初当選。以降、5期連続当選を果たしています。

1998年に民主党に合流し、党国会対策委員、党幹事長代行、総務大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、地域主権推進)を歴任しました。2012年の衆院選に落選、2016年に民進党を離党。2017年に希望の党に入党し、同年の衆院選で6度目の当選を果たしました。2018年に希望の党が解散し、現在は無所属となっています。

樽床氏の政策とは

樽床氏は自らのホームページにおいての政策「たるとこ伸二5つのチャレンジ!」を公表しています。

人口を1億人に下げ止め、安定した活力ある成熟社会の実現

・将来に夢を持てない、未来が不安だから子どもは持てない…という声に応え子育て世代を積極的に支援
・安定と希望が根付く、本当の成熟社会の創造を目指す

地域主権の実現

・分権型道州制を敷き、現在の偏った東京一極集中を解消
・各地方が個性を生かして自立・繁栄し、豊かにうるおう地域主権を実現させる

経済的格差の解消

・経済的格差の拡大が問題視されている中で、バランスある社会に是正し中間層の視点での施策に重点をおく

活力ある少子高齢社会へ

・世界の主要国も今後少子高齢化に向かっていく状況で、そのトップランナー国として模範となる施策を実施する
・消費税は軽減税率をベースに完全目的税化を実現させ少子高齢化対策に役立てる

生涯現役社会

・平均寿命世界一という現状を前向きに捉え、「生涯現役社会」を実現させる
・画一的で「ひと」を見ない一律定年制を廃止し、やる気のある方が生涯活躍できる社会へ

クリーンエネルギーの先進国・日本をめざす

・世界最先端の省エネ技術を活かし、地球温暖化問題を解決する
・家庭用蓄電池や電力の地産地消で原発に頼らなくても困らないエネルギー先進国を目指す

健全な外交・安全保障

・グローバリゼーションによりテロ・紛争が身近に。他国に侵略することなく国民の生命と領土を守る健全な外交・安全保障で、子どもたちに平和な未来を残す

憲法については、現実路線で熟慮する

・現行憲法を護りながら、時代の要請・諸外国との関係性を見据えて、新たな条文を付け加えるなど、逃げずに論議し現実的な対応を可能にする

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