川和高校侵入で高1逮捕 不審火と関連か 横浜・都筑区

 県立川和高校の敷地内に侵入したとして、県警少年捜査課と都筑署は16日、建造物侵入の疑いで、横浜市都筑区に住む高校1年の男子生徒(15)を逮捕した。同校と市立川和中学校では15日未明から早朝にかけ、玄関や倉庫が焼ける不審火が相次いでおり、署が関連を調べている。

 逮捕容疑は、15日午前2時20分ごろ、同区川和町の川和高の敷地内に侵入した、としている。署によると、「学校に入ったことは間違いない」と供述、容疑を認めている。同校の防犯カメラに男子生徒が校門を乗り越える姿が写っていたという。

 署によると、同校では同日午前6時15分ごろ、体育倉庫が燃える火災があった。同日午前4時25分ごろには、約800メートル離れた川和中で職員用玄関やスチール製のげた箱が焼ける火災があった。普段は火の気がないことから、署は放火の疑いも視野に調べている。

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