インディアンス相手に力投も… 菊池メジャー初黒星

【インディアンス6-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズの菊池雄星がメジャー初勝利を目指して臨んだ5度目の先発登板は、インディアンスが3回までに3点を先行し、6対4で逃げ切り。菊池は6回3失点と試合を作ったものの、打線の援護がなく、メジャー初黒星を喫した。ホゼ・ラミレスの今季初アーチなどで3点を先行したインディアンスは、2点リードの8回表に暴投と押し出し死球で2点を追加。その裏にエドウィン・エンカーナシオンとオマー・ナルバエスの連続アーチで1点差に詰め寄られたものの、9回表に相手のミスで貴重な1点を追加した。7回途中1失点の好投を見せたインディアンス先発のトレバー・バウアーが今季2勝目。マリナーズは要所でのミスが大きく響いた。

初回、菊池は簡単に二死を取ったものの、カルロス・ゴンザレスにセンター前ヒットを浴び、続くカルロス・サンタナに四球を与えて一・二塁のピンチ。ここでハンリー・ラミレスとジェイソン・キプニスに連続タイムリーを浴びて2点を先制された。2回表は打者3人で抑えたが、3回表は先頭のJ.ラミレスに1号ソロを被弾。その後の3イニングは無失点に抑えたものの、打線が一度も追い付くことなくチームが敗れたため、5先発目にして初めて敗戦投手となった。なお、マリナーズはエンカーナシオンとナルバエスに本塁打が出たため、メジャー記録を更新中の開幕からの連続本塁打記録を19試合に伸ばしている。

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