GLIM SPANKY「TV Show」が「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへーー線の魔術」展覧会イメージソングに決定!

2019年7月13日(土)-9月29日(日)まで、 Bunkamura ザ・ミュージアムにて、 「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ――線の魔術」を開催する。 展覧会の開幕に先立ち、 イメージソングが、 GLIM SPANKYの「TV Show」に決定した。

ロック、 ブルースを基調にしながらも新しい時代を感じさせるサウンドが魅力の男女ニ人組ロックユニット GLIM SPANKYの奏でる音楽が、 時代を超えてマンガや音楽の世界にまで脈々と影響を与え続けているミュシャの作品世界をさらに華やかに彩る。

「TV Show」は、 4thアルバム『LOOKING FOR THE MAGIC』のリード曲で、 GLIM SPANKYが展覧会のイメージソングとして楽曲提供するのは今回が初めてとなる。若い頃からミュシャのファンだったというメンバーの松尾レミの紡ぎ出す音楽とミュシャ展との夢のコラボレーションに期待しよう。

※4月下旬より、 日本テレビ・BS日テレなどで、 本楽曲を使用したテレビCMの放送がスタートする。展覧会公式HPでもCMを視聴可能。

私がミュシャを好きになったのは確か中学生のはじめの頃でした。 もともと、 幻想的なものや1900年代初頭のヨーロッパのポスターや月ブーム(当時、 ヨーロッパで様々なモチーフに月が使われた)が好きで、 幻想の世界を追い求めていた時に何かのきっかけでミュシャを知りました。 とても好きだった作品は連作〈月と星〉(1902)という作品で、 宵から明けまでの世界が表現されています。 ミュシャの絵を模写するのも好きでした。 そんな中、 私はロックに夢中になります! 1960年代中盤~1970年代前半あたりのロックは特に、 様々なカルチャーやアートが組み合わさって実験的に表現されていますが、 なんと、 当時のサイケデリック・アートにはミュシャのオマージュがたくさんあるのです! ロックポスターやグラフィックの本で知りました。 全く違う場所で好きになったこの二つが、 繋がっていたなんて! と驚き、 嬉しかったことを覚えています。
そして今回自分の曲が、 「みんなのミュシャ」イメージソングになるなんて…感慨深いし光栄です。 アール・ヌーヴォーを感じるのもよし、 商業用ポスターとしての素晴らしき芸術性に感心するのもよし、 サイケデリック・ロックに重ねて見てみるのもよし、 美しき幻想の世界に入り込むのもよし、 様々な楽しみ方で、 ミュシャを感じたいし、 感じてください。
松尾レミ(GLIM SPANKY)

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