2019年 GWに食べたい! 高速道路SA・PAの一押しグルメを紹介|ネクスコ東日本 新メニューコンテストへ潜入

ネクスコ東日本 新メニューコンテスト 茨城ブロック 常磐自動車道 友部サービスエリア上り線「茨城にメロメロ~素晴らしき茨城の“食”に愛を込めて~」

ネクスコ東日本 新メニューコンテスト 決勝大会へ潜入!

ネクスコ東日本 新メニューコンテスト 集合写真

ネクスコ東日本は2019年2月、高速道路の各サービスエリア・パーキングエリア(以下、SA・PA)で提供している食事の新メニューコンテストを開催した。同社では毎年、各SA・PAの新メニューコンテストを開催している。

今年の新メニューコンテストのテーマは「#フォトジェ肉(にっく)&ワンプレート」

クルマで出かけた先々で取る食事は、ドライブの愉しみに欠かせないもの。最近では、高速道路のSA・PAで食べられるメニューも魅力的なものが多い。

ネクスコ東日本にとって本大会は、“目新しいメニューを創造する”という以上に、地場に目を向け、各地域の魅力を再発見し、クルマで旅をする人に、その地域の良さを伝えるスキルの向上にもなっているのだという。

そこで、今年はどれほど魅力的な新メニューが披露されるのかを確かめるべく本大会へ潜入したきたので、その様子をレポートする。少しでも各エリアの魅力的なメニューを知ってもらい、ドライブの愉しみの一つにしていただければ幸いだ。

目指すは“事務的な食事”からの脱却

ネクスコ東日本 新メニューコンテスト 審査・調理会場の様子(上里)

ネクスコ東日本の新メニューコンテストは、SA・PAにおける各地域の特長・特色を活かした魅力ある店舗づくりを目指す取り組みで、「SA・PAの『華づくり』」のコンセプトの一環として開催されている。

各SA・PAが独自に開発した新規メニューの頂点を決める本コンテスト。今回は121品がエントリーし、地域ごとのブロック大会を勝ち抜いた11品と、前回の覇者、常磐自動車道 友部SA上り線がシードとしてこの決勝大会にオリジナルメニューを出品し、他SA・PAと競った。

開会式の中で、ネクスコ東日本エリアのSA・PAを管轄するネクセリア東日本株式会社の村山社長は、サービスのベースの向上、地域性を出したメニューの開発力の強化を目指す必要性、重要性についても言及した。その中でも、『“SA・PAでの食事が、ドライブ・クルマ旅にプラスワンの魅力を与え、かけがえのない体験にする重要な要素である”』というお話は、実に現代的な視点でもあり、今の潮流にマッチしていると言えるだろう。

メニュー開発力はコンテンツ制作力である

“通過点で採る事務的な食事”。かつてはそんな風にとらえられてしまっていたかもしれない高速道路での食事も、今では一つの立派なコンテンツであり、やがてSNSや口コミで拡散されることにも。メニュー開発力の根源は、SA・PAでの食事をトレンド化すること。単なる移動のプロセスではなく、クルマがあればこそのアドバンテージを創出することに他ならないのだ。

会場となった東京都世田谷区の東京栄養食糧専門学校には決勝大会当日、早朝から大勢のメディア関係者が集い、関心の高さもうかがい知ることができた。

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