北から南まで晴れ

17日は北海道で、25℃以上の夏日となった所がありました。暖かい空気の流れ込み、山越えの風による昇温効果、何よりもよく晴れたことが気温を上げた要因です。気温ランキング上位の半分ほどを北海道が占めたことも凄いのですが、東部を中心とした「朝と昼の気温差」には目を見張るものが。川上郡標茶町では、最低気温-3.2℃、最高気温26.1℃、その差29℃以上にもなりました。

気温差が大きい日は空気がカラカラに乾くものですが、北海道のみならず本州の内陸や日本海側でも相当に乾燥した状態になっています。18日(木)も晴れる地域が多く、同じく一日の気温差が大きく、空気の乾く地域が多いです。もとより林野火災が多いシーズン、このあたりは強く意識しましょう。

気象予報士・高橋 和也

画像について:18日(水)昼前の天気

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