岡崎慎司は1日半もベンチで過ごしてる!? “珍”ランキングでTOP10入り

今季はなかなか出場時間を確保できない岡崎 photo/Getty Images

レスターに所属するFW岡崎慎司はプレミアリーグで苦しいシーズンを送っている。リーグ戦出場数こそ20試合あるものの、そのほとんどが試合途中から投入されたもので今季スタメン出場を果たしたのはわずかに1試合だ。その献身的なプレイスタイルからリード時、ビハインド時を問わずボールを追い回してくれる岡崎の存在は監督からしてみればありがたいのかもしれないが、レギュラーの座を確立できていないのもまた事実だ。そんな中、このもどかしい状況を表したあるランキングが発表された。

英『GIVE ME SPORT』は、今季のプレミアで“最もベンチで過ごした時間が長い選手TOP10”を紹介。岡崎は8位にランクインしており、彼が今季ベンチ入りを果たしながらも試合に出場できなかった時間はなんと34時間37分。ほぼ1日半のも間、ピッチがすぐそこにある状態で我慢を強いられていたという。

ちなみに、1位となったのはリヴァプールに所属するFWダニエル・スタリッジだ。彼は39時間13分をベンチで過ごしており、岡崎より5時間近く多い。だが、スタリッジは第7節チェルシー戦で敗色濃厚だったリヴァプールを救うスーパーミドルを叩きこんでいる。なかなか出場機会を得られずとも、今季のベストゴール候補になるような一発はスタリッジの心をだいぶ落ち着かせているはずだ。しかし、同じFWでありながら主にボールを追い回す役割を与えられる岡崎は、今季無得点ということもあり相当フラストレーションをため込んでいるかもしれない。

現地では、岡崎が今夏のレスター退団を決意したと各メディアによって報道された。契約満了でのゼロ円移籍が可能となるため、Jリーグを含めた複数クラブが獲得に名乗りを上げるとされている。移籍先に困ることはなさそうだが、2015-16シーズンに奇跡の優勝を果たしたサムライはこのままレスターを去ることになってしまうのか。

発表されたランキングは以下の通り

1位 ダニエル・スタリッジ(リヴァプール/39時間13分)
2位 マチェイ・ヴィドラ(バーンリー/38時間50分)
3位 クリスティアン・フクス(レスター/38時間33分)
4位 リス・ムセ(ボーンマス/38時間13分)
5位 アダム・マジーナ(ワトフォード/36時間5分)
6位 ジョエル・ウォード(クリスタル・パレス/35時間48分)
7位 モーガン・ギブス・ホワイト(ウォルバーハンプトン/35時間41分)
8位 岡崎慎司(レスター/34時間37分)
9位 レイトン・ベインズ(エヴァートン/34時間15分)
10位 フィル・フォデン(マンチェスター・シティ34時間14分)

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