【保存版】これで大丈夫!日本でうっかり終電を逃したときの対処法・裏技まとめ

観光や食事を楽しんでいたら、あっという間に深夜になっていた!という経験はありませんか?いくら治安がいい場所でも、朝まで街をうろつくのは心細いもの。そこで今回は、日本を旅行中に終電を逃してしまったときの対処法をまとめました!

日本の最終電車と始発電車事情

まず、日本と一口に言っても、都心と地方では終電の時刻が大きく異なります。例えばJR山手線で新宿から渋谷へ向かう場合、休日運転の最終電車は1:00 amに発車します。一方、青森県の弘前駅で行われる「弘前ねぷた祭り」を見て青森駅に帰ろうとすると、休日運転の場合の終電は10:11 pm。地方で夜遊びをする際には特に帰りの時刻に気を付けましょう。始発も都心のほうが早く動き出します。

それではいよいよ、終電を逃したときにどんな方法で一晩を乗り切ればいいのか、以下にご紹介していきます。

タクシーで移動

まず深夜に電車の代わりの交通手段となるのはタクシー。
地域によってタクシーの料金は異なりますが、通常、東京都心で中型タクシーに乗った場合の初乗り料金は1,052mまで410円。10:00 pm - 5:00 amの深夜から早朝は、2割増しの割増料金になりますのでご注意ください。
地方では料金が高くなることもあるので、都心で短距離を移動する場合に有効な手段です。

深夜バスで目的地に移動する

タクシーを使うと高額になってしまいそうな長い距離でも、より安く移動できるのが深夜バス。都心を発車して周辺のベッドタウンへ向かう路線が多いのですが、観光客が利用しやすい路線もいくつかありますよ。例えば「ちばグリーンバス」なら金曜日(祝日の場合は運休)だけ、0:10 amに東京・新橋駅を出発して、3:10 amには成田空港第3ターミナル、3:15 amには成田空港第2ターミナルに到着するバスが出ています。新橋駅から成田空港第2ターミナルまでの運賃は3,300円です。

ホテルに泊まる

帰る手段を探すより一刻も早く寝たいという方は、周辺で宿泊できる場所を探しましょう。この機会に奮発して高級ホテルに泊まるのも、旅の思い出になるかもしれませんね。
もう少し値段を抑えたいなら、1泊5,000円から8,000円ほどで泊まれるビジネスホテルはいかがですか?通常、ベッドの他に、TV、ユニットバスがついているシンプルな造りです。
さらに安く済ませたい方は、3,000円程度で泊まれるカプセルホテルを選ぶのも日本ならではの楽しみ方!写真のように、大人1人が寝られるスペースに布団またはベッドが敷かれた宿泊施設で、大浴場が利用できることも多いです。以前は男性専用でしたが、近年では女性向け、または女性専用フロアのあるカプセルホテルも増えていますよ。
このような施設の他に、2段ベッドの男女別相部屋が一般的なユースホステルも、5,000円程度で泊まれます。

オールナイトでカラオケをする

どうせお金を払うなら、ただ寝るだけよりもとことん楽しみたい!というアクティブな方は、カラオケの個室内で朝まで過ごしてみるのはいかがでしょうか。東京・新宿のカラオケ店で5:00 amまで過ごしたとしても、店舗や平日か休日かによっても異なりますが、だいたい1,000円から3,000円程度です。

インターネットカフェの個室でゆっくり過ごす

1人、または2人なら、インターネットカフェの個室を使うのも便利。終電を逃してから5:00 amまで利用しても、1,000円から2,000円以内で収まる店舗が多いです。仕切られた狭い空間にパソコンとリクライニングシートがある、というのが一般的なインターネットカフェですが、最近ではシャワーが利用できるところや、鍵付き個室があるところ、さらにはカプセルホテル付きなど、泊まりやすい施設も多くなっています。

スーパー銭湯・サウナでお風呂に入ってから仮眠

とりあえず夜遊びの疲れを癒やしたい、という方は、大きなお風呂やサウナで温まってから仮眠できるスーパー銭湯・サウナがおすすめ。中には天然温泉を引いている施設もありますよ。
仮眠できる場所はリクライニングシートやソファであることが多く、完全に横になって眠ることはできませんが、朝までの時間をリラックスして過ごしたい方にはぴったりです。

24時間営業のファミリーレストラン・ファストフード店で朝まで粘る

都心であれば、駅の近くに深夜も開いているファミリーレストランやファストフード店を見つけることができます。コーヒーなどを飲みながら始発が走る朝まで時間をつぶすという手もあります。

居酒屋・バーで朝まで飲む

お酒を飲んで楽しく過ごしていたら、うっかり終電がなくなってしまった…。そんな方はもう一軒、朝まで飲める居酒屋やバーへ行って、さらに盛り上がりましょう。早朝まで営業しているお店だけでなく、24時間営業の居酒屋もありますよ。仲間と楽しく飲んでいれば、始発まであっという間かもしれません!

クラブで朝まで踊る

夜遊びといえば、やはりこれ。朝まで踊り明かしてナイトライフを満喫しましょう。ちなみに朝まで営業しているクラブが多いのは東京の六本木や渋谷。地方で朝まで営業していて踊れるクラブを見つけるのは難しいので、都心で終電を逃してしまった方向けです。

電車を諦めない!裏技

今までは終電という交通手段がなくなった場合の対処法でしたが、終電を諦めず、とにかく電車で帰りたいという方向けの裏技をご紹介!
例えば京都市には「シンデレラクロス」というとてもロマンチックな響きの乗り継ぎ方法があります。これは地下鉄の烏丸線と東西線が交差する烏丸御池駅で行われる接続待ち合わせのことで、3分の待ち合わせ時間の後、2路線・4方向の電車が同時に発車します。その時刻はずばり、11:55 pm。まさに家路へと急ぐシンデレラが乗り込む、カボチャの馬車のようですね。ただしシンデレラのように忘れ物はしないよう、ご注意ください。

いかがでしたか?終電を逃してしまっても、こんなにたくさんの夜の過ごし方があります。慌てることなく、この記事を参考に翌朝まで乗り切ってくださいね。

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