現地時間17日にUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグが開催され、マンチェスター・シティとトッテナム・ホットスパーのイングランド勢対決が実現した。
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1stレグこそトッテナムが勝利したものの、点差はわずか1ゴールで逆転も十分あり得る同カード。激闘が予想される中、開始早々からイングランド勢対決らしい壮絶な点の取り合いとなる。4分にシティのラヒーム・スターリングがペナルティエリア左から右足を振り抜いて先制点を奪取すると、7分にはトッテナムのソン・フンミンが右足シュートですぐさまネットを揺らす。さらに10分には再びソン・フンミンがチャンピオンズリーグでアジア人最多得点となる追加点を挙げると、1分後にシティのベルナルド・シウバが得点を決め、開始11分で計4ゴールが飛び交う展開となる。
ウノゼロだった1stと全く違うゲームとなった一戦は、21分に右サイドからケビン・デ・ブルイネがグラウンダーの高速クロスを供給すると、ファーサイドでスターリングが合わせ、シティが2戦合計で3-3の同点として試合を折り返す。
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後半に入っても高いテンションは衰えず、59分にはデ・ブルイネがスルーパス送りセルヒオ・アグエロが得意の角度からボールを突き刺し、シティがついに2試合通じて初めて優位に立つ。このままいけばシティの勝ち抜けとなるが、ドラマにはまだ続きがあった。73分、トッテナムが左サイドからのCKを獲得すると、キーラン・トリッピアーが右足でクロスを供給。ニアで待っていたフェルナンド・ジョレンテが体に当ててゴールに押し込み、トッテナムがアウェイゴール差でリードを奪う。
後半アディショナルタイムにはアグエロがペナルティエリア内まで進入し、最後はスターリングがネットを揺らすものの、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）の結果オフサイドの判定となりゴールは認められず。打ち合いを制したトッテナムが初のCL準決勝進出を達成した。
