ステイのはじまりは快適な部屋作りから
仕事柄ホテル滞在が多いCAにとって、ホテルの部屋をどう自分流にカスタマイズするかはとても重要。
部屋の様子によって、ステイの満足度や快適性は変わってきます。
これからくるゴールデンウィークでは旅行を楽しむという方も多いはず!
ずっとホテル滞在になる旅行期間がさらに快適になるよう、CAが実践するホテルのお部屋のカスタマイズのコツをご紹介します。
スーツケースは移動しやすく使いやすい場所へ
まず部屋に入って最初にすることと言えば、スーツケースを置くこと。
わたしは、その置き場所からこだわっています。
場所を選ぶポイントは、2つ。
一つ目は、ベッドや洗面所の中間あたりで部屋のどこからでもアクセスしやすい場所であること。
二つ目は、入り口から遠すぎないことです。
というのも、わたしはホテルに滞在している間、クローゼット以外は備え付けの棚や引き出しは基本的に使いません。
突然のスケジュール変更などで急いでチェックアウトしなくてはならなくなった場合、引き出しの中に忘れ物をするのを防ぐためです。
入れ替える作業が手間というのも理由にあります。
その代わりに、スーツケースを収納スペースとして使っています。
着替えや部屋の中で使用するものは必要な時にスーツケースから取り出すので、部屋のどこからでもアクセスしやすい場所に置いておくのが便利。
また、スーツケースを部屋から出し入れすることを考えると、あえて入り口から離れた場所に置く必要はないと思っています。
制服はまとめてクローゼットへ
備え付けの棚や引き出しは使わないとお伝えしましたが、クローゼットは使います。
部屋に入りスーツケースを置いたら、制服などしわがつくと困る衣類をハンガーにかけます。
次のフライトで使用する制服などは、セットで掛けておきます。
その際、あわせて履くパンプスなども足元に置いておきます。
そうすれば、チェックアウトの時にスムーズに着替えられますし、スーツケース内のスペースにも余裕が生まれます。
洗面所ではカテゴリー別にまとめる
洗面道具や化粧品、コテなどは、使う順番などをふまえたうえで洗面台へ並べます。
その時も、コンセントや浴槽の位置などを考慮し、置いていきます。
入浴前や朝の支度でバタバタしないよう、自分なりに使いやすい位置を選んでいます。
カテゴリー別にまとめて置いておくと、片付けもしやすくなり、一石二鳥。
また、使わないアメニティーは片付けるとすっきりしますよ。
食品類とカトラリーは同じ場所へ
滞在中で飲み食いする予定の食品類は、冷蔵庫へ入れるか湯沸かしポット付近に置いています。
そうすれば、お腹が空いた時もサッと用意ができ、効率的です。
あわせて割り箸や使い捨てカトラリーなども近くに置いておくと良いと思います。
効率UPで快適な空間作り
動線は短く、使うものは使う場所へ置くことで、より快適なホテル生活ができますよ。
出張や旅行の際の参考にしてみてくださいね。