【「平成」の山口市を振り返る】 No.22「平成22・23年に本紙が伝えたこと」

 第66回国民体育大会「おいでませ! 山口国体」が、2011(平成23)年10月1日に開幕。山口県選手団には石川佳純選手(卓球)、上川大樹選手(柔道)らが名を連ね、悲願の天皇杯獲得を目指した。本紙では「山口国体・山口大会注目地元選手&チーム紹介」(1月1日付)「山口市の国体炬火が誕生 あす新亀山公園で集火」(8月5日付)などに続き、「2巡目の国体を大成功に!」(9月24・28・30日付)と、3回にわたって前回1963(昭和38年)の山口国体を「おもてなし」「競技」「開会式」の視点で振り返った。開幕当日の10月1日付では「山口市からは、ロンドン五輪代表に内定している石川佳純選手(卓球)を含む167人(在住・在学)が出場。(中略)市内では山岳、陸上など会期前開催を除く全10競技が開催される」と報じた。また、「あす『おいでませ! 山口大会』開幕」(同21日付)では、点字や要約筆記など、山口市民団体の取り組みを伝えた。

 2010(平成22)年1月16日に阿東町が山口市に編入された。新山口市について「人口19万9083人、面積1023.31平方キロメートルという県内2番目の人口と最大の面積となった」(1月20日付)と解説。「合併記念 湯田足湯に阿東町のバラ」(同13日付)など、関連イベントも紹介した。

 ほかには、2011(平成23)年の紙面で「公設市場・川端市場“庶民の台所”が歴史に幕」(3月5日付)、中市商店街で発生した火災により延期されていた「市民総踊り」の「あす 市民総踊りがしきり直し開催」(8月27日付)などを掲載した。

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