リカード決勝打 オリオールズが延長11回の熱戦制す

【オリオールズ6-5レイズ(延長11回)】@トロピカーナ・フィールド

オリオールズが延長11回の熱戦の末、レイズを6対5で破り、3連戦の被スイープを回避した。8回表終了時点で3点をリードしていたオリオールズはリリーフ陣が踏ん張れず、8回裏にマイク・ズニーノの2点タイムリー、9回裏にアビサイル・ガルシアの3号ソロを許し、5対5の同点に。延長10回はレイズのホゼ・アルバラードとオリオールズのジョン・ミーンズがそれぞれ三者三振の好投を見せ、オリオールズは延長11回表に二死から連打で一・二塁のチャンスを作ってジョーイ・リカードのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功した。延長10回からの2イニングを無失点に抑えたミーンズが今季2勝目をマーク。リカードは決勝打を含む4安打2打点の大活躍だった。

オリオールズがアンドリュー・キャッシュナー、レイズがハンター・ウッド(オープナー)の先発で始まった一戦は、1回裏にレイズがトミー・ファムのタイムリーで先制。しかし、オリオールズは3回表にレナト・ヌニェスとリカードのタイムリーで逆転に成功し、3回裏にファムの3号ソロで同点に追い付かれたものの、4回表にペドロ・セベリーノの1号ソロで勝ち越した。7回表にはリッチー・マーティンのタイムリーでリードを広げ、8回表にはドワイト・スミスJr.が犠牲フライを放って3点リード。その後、リリーフ陣が3点を失って同点とされ、試合は延長戦に突入したが、延長11回表にリカードがレフト線への決勝タイムリー二塁打を放って試合を決めた。

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