内藤剛志が19年ぶりドラマ共演の鈴木紗理奈に「とにかくツッコんでくれ!」

テレビ朝日系で4月21日に放送されるドラマ「警視庁・捜査一課長スペシャル」(午後9:00)に鈴木紗理奈がゲスト出演し、FBIから送り込まれたエリート捜査官・神林瑤子を演じる。

同ドラマは、内藤剛志演じるヒラからはい上がってきた、たたき上げの警視庁捜査一課長・大岩純一と捜査員たちの熱い捜査を描いていく人気刑事ドラマ。ドラマスペシャルでは、東京とニューヨークで同じ日に同じ名前の日本人が殺害された事件を、大岩が国境を越え瑤子とともに捜査を行っていく。

内藤と鈴木のドラマ共演は19年ぶりとなるが、バラエティー番組の現場ではよく顔を合わせていたという両者。内藤は「先日、彼女が出演した舞台も見に行ったので、久しぶりという感じはあまりないんです。昔からものすごく面白い女優さんだなと感心していましたし、彼女も僕も関西人という同じルーツを持つ人間ということもあり、バイタリティーが素晴らしいなと思っていました」とコメント。鈴木も「以前から内藤さんには男らしく、とてもすてきな方というイメージを持っていました。今回、『警視庁・捜査一課長』の現場でお会いしたら、男らしさはもちろんですが、ユーモアもたっぷりで、ますます大好きになりました」と語り、気心の知れた間柄であることを明かした。

また撮影の合間も、内藤は「毎日、関西弁でいじり倒し、かつ僕がアホなことを言ったら『なんでやねん、おっさん!』ってツッコんでほしいと頼んでいました(笑)。東京ではツッコまないで会話をおしまいにする方が多いのですが、関西人にとって“ボケっぱなし”は、めちゃくちゃ気持ち悪いんですよ(笑)。紗理奈には『先輩後輩は関係ないから、とにかくツッコんでくれ!』と始終言っていました(笑)」と、関西人同士ならではの良い関係を築いていたことをアピールした。

内藤はドラマスペシャル放送にあたり、「瑤子は最初、アメリカナイズされたバリバリの強い女として現れるのですが、次第にまとっていたものがはがれて、ネガティブな感情を持っている人間だということが明らかになっていきます。瑤子は自分に自信がないのに、それを隠して強がっているんですね。そんなキャラクターが登場するのはこのシリーズで初めてだと思います。今回のスペシャルは、事件の謎解きはもちろん楽しめますが、瑤子が自信を取り戻していく成長ストーリーでもあります。人間、誰だってネガティブな感情を持っているはず。紗理奈が演じる瑤子という1人の刑事を通して、皆さんにも“勇気”をお届けできると思います」と自信をのぞかせた。

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