美咲署員が業務に新聞を活用 NIB研修がスタート

ニュースの活用法について学ぶ美咲署員

 美咲署は18日、若手署員のスキルアップを狙いに、NIB(ビジネスに新聞を)研修を同署でスタートさせた。山陽新聞社の記者らを講師に、新聞記事の業務への活用法や相手に伝わりやすい文章の書き方などを3回シリーズで学ぶ。

 署員約30人が聴講し、山陽新聞社の大本哲弥販売局企画管理部長が「新聞の業務活用と読み方」のテーマで講義した。大本部長は、新聞が世の中で起きている事象を日々価値判断して記事掲載している点を強調。「新聞を情報収集の基本メディアにすることで偏りなくニュースに接することができ、知識が広がる。情報の信頼度が高く、提案や意見を補強する材料にも使える」と説明した。

 日々の取り組みでは、新聞の見出しだけを眺め、気になった記事に目を通す「毎朝10分の流し読み」や、役立つ記事を保存するスクラップ帳作りをアドバイスした。

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