使用率が高いあのアイテム。なんとか出費を抑えたいので自作で補ってみました 何気にダメージの大きい“ジグヘッドの出費”。ライトゲームでは使用頻度も高く、小さいあまりに無くしてしまうこともしばしば。なんとか安く済ませられないだろうか?ということで、今回は自作ジグヘッドに挑戦!実釣テストでその性能も調べてみました。

ジグヘッドの出費が痛すぎる

ライトゲームで欠かせないジグヘッドって、結構高くないですか?

もちろん昔に比べると技術面や性能がアップしているのは実感しています。

でも、やはり出費は痛いんです。なぜだか釣具屋に行くと、ついつい買いすぎちゃいますし。

一袋400円前後かぁ~

販売価格帯はメーカーや商品で異なりますが、おおよそ400円くらいが平均価格だと感じています。

5個入りとして一つ当たり80円。コーティングがされている特殊なものだと一個あたり200円近くと、お小遣い制の私からすると高価な釣具なんですよ。

なんとか安く抑えられないだろうか?

自作の節約効果が凄いと聞いて

費用が嵩張るジグヘッドも、自作してしまえばコストをグッと抑えることが出来るらしいんです。

これはやるしかない! 早速道具を揃えてみました。

フック

オモリがないワーム用のノーシンカーフックを用意しましょう。

サイズやメーカーなどにもよりますが、価格帯はジグヘッドの約1/2程度と安価に手に入れる事が出来ますよ。

オモリ

ジグヘッド先端につけるオモリには、ガン玉や割ビシを使用します。

重さのラインナップも豊富ですので、作りたい重量に合わせて購入しましょう。

瞬間接着剤

瞬間接着剤を使用し、オモリ外れがないようガッチリ固定します。

今回のようなちょっとした作業には使い切りタイプが余らずオススメです。100均に売ってありますよ。

10秒で完成!?

素材の準備が出来たら、早速作っていきましょう!

やってから思い知りましたが、釣り場でも速攻作れるくらい簡単です!

ラウンドタイプ

①ガン玉の溝に瞬間接着剤を塗布します。

②フックのアイ付近にガン玉を固定します。

怪我がないようペンチやフィッシングプライヤーを使用して下さい。

③完成

ペンチの溝跡が気になる方はカバーをつけるか溝なしタイプのラジオペンチがオススメですよ。

ガン玉5Bサイズで約2.0グラム。4Bサイズは約1.3グラムと、アジングで良く使用する重量となりました。

ダートタイプ

①割りビシの後ろをニッパーでカットしましょう。

このとき、割りビシの溝が閉まらないよう注意して下さい。

②溝に瞬間接着剤を塗布し、割りビシ先端がアイより前に出るようにして固定します。

③ヤスリで形を整えて完成です。

割りビシ中サイズを使用して作ったダートジグヘッドは、重さ約0.6グラム。と表層を攻める際に活躍してくれそうです。

ワームキーパーも簡単に作れる

ワームずれを防いでくれるワームキーパー。PEラインを「外掛け結び」することで簡単に取り付けられます。

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結び目には瞬間接着剤を塗布し、余分なラインをカットして下さい。

実釣でテストしてみる

モバイルワレットの中も自作ジグヘッドで充実しました! なんだか感激です、

というわけで、さっそくアジングに出掛けてみました。

使用感はどうなの?

2.0グラムのガン玉ヘッドで、ボトム調査からスタート。

自作ですので既製品のような均一された性能は出せませんが、個々のバラツキを実感がないほど。ストレスフリーで使用出来ています。

飛距離・操作性・感度と、魚を釣り上げるために必要な性能不足は感じられませんでした。

表層パターンで連続HIT!

開始30分、ボトムでの反応が一向に無かったので0.6グラムの“割りビシダートヘッド”を使用。表層~中層をスイミング。

ダートの動からフリーの静へ切り替わった瞬間、ワームがひったくられました!

「おっ、表層でアジきたー‥‥いや引きが違う!」と上がってきたのは、18センチのメバルちゃん。

どうやら今日は、メバルが表層を意識している模様です。

キャストコースを変えて同じように表層を漂わせてみると、体高のある23センチのメバルをゲット!

アクションからフッキング・ファイトと全く問題なしです。

その後もジグヘッドサイズやワームカラーを変えながら、可愛い魚達が遊んでくれました。

自作ジグヘッドの取材であることを忘れ、普通にライトゲームを楽しんでしまいました。

コストを計算してみた

今回作成したジグヘッドの単価を算出してみたところ、一個約25円と5個作っても125円の衝撃コストパフォーマンス

自作ジグヘッドで費用の節約はもちろん、自作釣具でターゲットを狙う楽しみはプライスレス!

ちなみに私は浮いたお金で別の釣り具を買うので結局金欠です……。

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