16年ぶりの選挙戦となった東彼東彼杵町長選は21日、投開票が行われ、新人で前町議の岡田伊一郎氏(65)=無所属=が、現職の渡邉悟氏(70)=同=の3選を阻み、初当選した。
岡田氏は子育て支援の充実などを掲げて町政の“刷新”を訴え、“草の根”で浸透を図った。無投票当選が続き、自身初めての選挙戦に臨んだ渡邉氏は、2期8年の実績を武器に“続投”への支持を求めたが及ばなかった。
当日有権者数は6745人(男3196、女3549)。投票率は73.15%で2003年の前回選挙戦を13.74ポイント下回った=町選管調べ=。
◎岡田 伊一郎 65 (無所属・新)
元 町議、町監査委員、町議会事務局長▽県立農業大学校卒(1)
◎岡田伊一郎氏の話
正々堂々と政策を訴えてきた結果、町民の支持を得ることができた。誰もが安心して住み続けられる町を目指して、町民、議会との対話を大切に、町政運営に取り組んでいきたい。
◎東彼杵町長選 (選管最終)
当 2,534 岡田伊一郎(おかだいいちろう) 65 無新
2,350 渡邉悟 (わたなべさとる) 70 無現