これまでイギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアが一時的にロンドン東部のリバプール・ストリート駅のそばに住んでいたことは知られていたが、この度その具体的な位置が分かった。BBCが伝えた。
特定したのは、演劇史家兼ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム(ロンドン)のシアター&パフォーマンス部門のディレクター、ジェフリー・マーシュ氏。
10年にわたる調査の結果、住所はガーキンから数メートルに位置する35 Great St Helen'sで、現在はオフィス・ビルが建っている。
マーシュ氏によれば、シェイクスピアは1597~1598年の短い間、皮革会社が所有する建物のテナントとして入居しており、ここであの名作「ロミオとジュリエット」を執筆したという。