台湾からチャーター便 6月1日から10月16日 78便運航

 台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾は6月1日から10月16日にかけて、長崎空港と台北空港を結ぶチャーター便を78便運航する。最大1万3650人の利用を見込んでおり、長崎県は「将来的に定期便の開設へつながることを期待している」としている。

 長崎県が19日、発表した。同社のチャーター便は初めて。乗客は台湾からのインバウンド客だけ。台湾の旅行会社が長崎、佐賀、熊本、福岡などを巡る3泊4日、4泊5日のツアーを計画しており、長崎県内では長崎市の稲佐山の夜景や軍艦島クルーズ、雲仙地獄散策、南島原市のイルカウオッチングなどが予定されている。

 長崎県国際観光振興室の佐々野一義室長は「宿泊を伴うツアーで経済効果が見込まれる。台湾の人々に長崎の魅力を知ってもらい、交流人口拡大につなげたい」としている。

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