アブレイユが3安打5打点の大活躍 Wソックス大勝

【ホワイトソックス12-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ホワイトソックスは主砲のホゼ・アブレイユが4号2ランを含む3安打5打点の大活躍を見せるなど、打線が15安打12得点と爆発。投手陣も5人の継投でオリオールズ打線を2得点に抑え、12対2で大勝した。打線ではアブレイユのほか、7番のジェームス・マッキャンが2号3ランを含む3安打4打点をマーク。投げては先発のマニー・バニュエロスが4回無失点と試合を作り、4人のリリーバーも計5イニングを投げて被安打4、奪三振7、無四球、失点2と好投した。ホワイトソックス3番手のジェイス・フライが1回1/3を無失点に抑えて今季初勝利をマーク。オリオールズは先発のデービッド・ヘス、3番手のタナー・スコット、4番手のミゲル・カストロが各4失点を喫した。

4回まで両軍無得点で進んだ一戦は、5回表にホワイトソックスがマッキャンの2号3ランとアブレイユのタイムリーで4点を先制。その裏、オリオールズはトレイ・マンシーニのタイムリー二塁打で1点を返した。しかし、ホワイトソックスは7回表にアブレイユの4号2ラン、マッキャンのタイムリーなどで4点を追加し、8回表にもアブレイユとアダム・エンゲルの2点タイムリーで4得点。オリオールズは9回裏にペドロ・セベリーノの3号ソロで1点を返したが、焼け石に水だった。4月の通算打率が.258とスロースターターで知られるアブレイユだが、今季初の1試合3安打をマークするなど上昇の兆しが見え始めている。なお、この試合で放った4号2ランが通算150号となる節目の一発だった。

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