ロッキーズ・アレナード 決勝弾で通算1000安打達成

【ナショナルズ5-7ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズは主砲のノーラン・アレナードが二塁打2本、本塁打1本で3安打2打点の活躍を見せ、ナショナルズに7対5で勝利。7回裏に飛び出したアレナードのこの試合3本目のヒットである4号ソロは、決勝打となるとともに、通算1000本目の節目のヒットとなった。先発のタイラー・アンダーソンが4回途中5失点でノックアウトされ、劣勢を強いられたロッキーズだが、5回裏に3点を奪って5対5の同点に。そして、7回裏にナショナルズ3番手のワンダー・スエロからアレナードが4号勝ち越しソロを放ち、これが決勝点となった。ロッキーズ3番手の呉昇桓(オ・スンファン)が1回無失点で今季初勝利。最終回を無失点に抑えたウェイド・デービスに今季2セーブ目が記録された。

1回表にハウィー・ケンドリックの2点タイムリーで先制されたロッキーズはその裏、アレナードの通算998安打目となるタイムリー二塁打とライアン・マクマーンのタイムリーで2対2の同点に。4回表にはブライアン・ドージャーの4号3ランで勝ち越されたものの、5回裏にアレナードが通算999安打目となる二塁打でチャンスを作り、トレバー・ストーリーのタイムリーとマーク・レイノルズの3号2ランで5対5の同点とした。そして7回裏、アレナードの通算1000本目のヒットとなる4号ソロで勝ち越しに成功。8回裏には4番手のカイル・ベアクローからライメル・タピアが2号ソロを放ち、リードを広げた。記録のことは知らなかったというアレナードだが、節目の記録を決勝アーチで飾ったのは見事の一言。なお、3号同点2ランを放ったレイノルズは、通算300本塁打まであと3本に迫っている。

© MLB Advanced Media, LP.