【聞かせて】 No.606「多田 望さん・JTB山口支店長」

 2019年2月1日付でJTB福岡支店営業第一課長から山口支店長に就任した。「父の実家が下松で、幼少期から山口とは縁があった。まずは地元にどっぷりとけこみ、好きになりたい」と話す。

 思い出深い仕事は、鹿児島支店勤務時代に参加した、ヨーロッパなどへの鹿児島空港発着チャーターツアーの企画。「商品づくりや説明会、添乗などすべてに携わった。普段より手軽に旅行ができると喜んでもらえたことが心に残っている」。

 海外からの訪問者数が全国でも低水準という山口県の状況に対し、「歴史や自然などの魅力にあふれ、福岡と広島に挟まれた好立地であることなどを発信していきたい」と意欲を燃やす。

 仕事の縁で、3月にハワイのホノルル・レインボー駅伝に出場。全く走れなかったことからマラソンを始め、毎日5キロを目標に頑張っている。

【プロフィル】1971年6月生まれ、大阪府出身の47歳。同志社大法学部卒。1995年JTBに入社し、鹿児島支店で14年間、福岡支店で10年間勤務した。海外旅行部販売企画課長等を経て現職。福岡に居る妻と子ども3人と離れて単身赴任中。

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