多良山系に水源があり、大小30余りの滝が連なる長崎県諫早市高来町の轟峡で25日、山開きがあった。涼を求めて登山や川遊びに訪れる観光客の安全を、関係者約100人が祈った。
例年は5月1日に開かれているが、ことしは改元のため前倒しした。高さ50メートルの「楊柳(ようりゅう)の滝」前で、同町の金泉寺有森隆英住職(62)が読経。諫早観光物産コンベンション協会の酒井明仁会長(65)が「すばらしい景観を多くの人に楽しんでもらいたい」とあいさつ。同町の金松園保育所の年長園児9人が奉納太鼓を披露した。
同協会によると、好天に恵まれたこともあり、2018年5~9月の来場者は3万8千人で、17年の同時期より約2割増えた。
轟峡 山開き 登山客らの安全祈願
- Published
- 2019/04/26 00:06 (JST)
- Updated
- 2019/04/26 11:43 (JST)
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