文春砲不発! NGT48山口真帆さん卒業 なぜ厄介オタに「全員辞めさせる」と言ったのか|久田将義

激震NGT48

最初に、以下のことを大大大前提として書きます。

・山口真帆さんの心のケアを第一に考えなければならない。

・それと一番悪いのは調子に乗ったのか暴走したファンである男性3人Jグループである。

これを強調しておかないと、人はどんどん暴走してしまいます。

というより、本サイトは1月10日の時点で、

「山口さんには、まずじっくり家族や信頼できる人たちと過ごし、休むなら休んで頂いて、心のケアをして頂きたいと心底思う次第です。そして、もし復活した時にはファンの皆さんで拍手で持って迎えて頂ければと願ってやみません。」(1月10日記事)

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と釘を刺しています。
それでもSNSでは「山口さんを虚言というのか」的なツイートが散見されました(スクショ撮っておらず残念)。

誰が、
いつ、
どこで、
山口さんの言うことを嘘と言ったのか、書いたのか、エビデンスを示して頂きたい(書いた方に言っています)。

そして2月4日記事では、

「ここまでが関係者、警察の情報をまとめたものです」として、公的発表をトレースしてみました。公的な発表を元に取材するのは、事件に限らず取材の基本です。

本サイトは更に現役警官、元警官に取材してこの場合、どのような行動をとるのかも取材しました。
「公的発表」をまず元に、事件の実相を解いていくのは、当たり前のことです。基本の公的発表が信じられないと言う人もいるかも知れません。では何を元にすればよいのですか? 5chですか? ツイッターですか?

その人たちは実際にメンバーから聴取を行ったのですか? 行っているはずありません。警察がメンバーに聴取したのですから。警察が信じられないという人もいるのは分かりますが、まず聞いた人間(相手は国家公務員です)の発表を元に展開すべきでしょう。

で、ないと5chを元に情報を錯そうさせたり、あるいは直近で見たSNS、YouTubeを見ると「誰誰が温泉行った」「誰誰がフォロー外した」。

で、結果「全てつながった!」。
それは憶測というものです。

しつこく言いますが、上記に書いた内容をもう一度記しておきます(ややこしい言い方ですがこうでもしないとまた、暴走する人が出てくるので)

・山口真帆さんの心のケアを第一に考えなければならない。

・それと一番悪いのは調子に乗ったのか暴走したファンである男性3人Jグループである。

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もうこれ、2回書いていますがしつこくてすみません。これを大前提として、ようやく、お題に入ります。

「週刊文春」5月2日・9日ゴールデンウィーク特大号の「怨恨卒業NGT山口真帆 運営がひた隠す現場録音テープの中身」の分析をしていきます。

要約すると、

1・暴行現場に駆け付けたメンバー村雲颯香が近隣公園で元被疑者との言い合いでの録音データを録っていた
2・第三者委員会も録音データを聞いている
3・実際に聞いたとされるX氏が「山口さんは恐怖のり反動から『ぐちゃぐちゃにしてやる』『全員辞めさせてやる』といった内容の発言をしていて」「犯人とつながりが疑われるメンバーの名前を次挙げ詰問したのです」

そして最後。これが実はもっとも重要だとも思われますが、

4・「あのテープにこそ、まだどこにも出ていない核心がある。あれを聴けばいろいろと見えてくる。ここまで問題が大きくなった以上、公開すべきだと思います」

本サイト2月4日記事では、

『メンバーDが来て、山口さんと加害者A、Bとで、「マンションで話すと目立つので、公園で話そう」ということになり、2ブロック先の公園で、結果、4人で話をすることになりました。公園では、形勢が逆転して、山口さんが一方的にA、Bを責めます。』

と記していますが、これは1~3についてです。週刊文春の記事と概要は同じと思って構わないでしょう。本サイトは関係者の話をまとめたもので、「こういう情報が出ていますよ」と読者の皆さんへの情報提供を客観的にしたのです。

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ただ「ぐちゃぐちゃにしてやる」などの発言は本サイトは確認できませんでした。
そして、発売前日の文春のツイッターは「録音データが存在する」という主旨でしたので、録音データの音声を公開するのか。それが出来なくても書き起こしを掲載するのかと思っていましたが、それは無し。録音データの一部を公開したに過ぎず、文春砲不発と言ってよいでしょう。

ですから4のように「あのテープにこそ、まだどこにも出ていない核心がある。あれを聴けばいろいろと見えてくる。ここまで問題が大きくなった以上、公開すべきだと思います」とさらっと言っているように見えますが、これが最も重要でないかと思われます。X氏はこのデータを聴いて「いろいろ見えてくる」と言っています。その「いろいろ」が何なのか。ここに事件の真相の一端があると思われます。

山口さんは劇場で卒業の挨拶をした際、涙で訴えました。
「(AKS社長に)会社を攻撃する加害者とまで言われています」
これが最も衝撃的だったのではないでしょうか。これは本当に言ったのか。言ったのなら、名誉棄損に当たるのではないでしょうか。

加害者という言葉の意味は重いです。刑事事件の加害者と言っているのも同然です。民事で提訴しても良いのではないかと思われます。なぜ、どのうようにして、この事件は起きたのか。それが分かるのではないかと推測できます。(文◎久田将義)

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