甘くてシャキシャキ 特産・キンショーメロン初出荷 来月5、6日にイベントも

初出荷に向けて箱詰めされたキンショーメロンの色合いや形などを確認する検査員(左)と生産者ら=牟田集荷場

 すっきりとした甘さとシャキシャキした食感で人気の松浦特産キンショーメロンの出荷が26日から始まった。松浦市星鹿町の牟田集荷場では箱詰めされたメロンが等級ごとに仕分けされ、長崎、佐世保の青果市場に出荷された。
 松浦のキンショーメロンは、JAながさき西海松浦メロン部会(辻邦彦部会長)所属の5戸が生産。今年は作付面積が減少したこともあり、販売数量は昨年より少ない約11.5トンになる見込み。
 出荷前には特徴的な黄色の色味や品質、大きさ、形などを検査員の増山サエ子さん(73)と生産者が確認する「目揃(めぞろい)会」があり、等級ごとに仕分け。辻部会長は「実が大きくなる時期に冷え込んだ影響で昨年より少し小ぶりだが、糖度は高く、食味もいいメロンができた」と話した。
 同部会は5月5、6日午前9時~午後4時(6日は午後3時まで)、同市志佐町の道の駅「松浦海のふるさと館」で恒例の「キンショーメロンまつり」を開く。両日とも売り切れ次第終了。

© 株式会社長崎新聞社