「プレミアリーグ、今季の失望選手ワースト5」

PFA年間最優秀選手が発表されるなど佳境を迎えている2018-19シーズンのプレミアリーグ。

ここでは、『sportskeeda』による「今季もっともガッカリだった選手たち」を見てみよう。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

【関連記事】プレミアリーグ全クラブ、2018年夏の補強ランキングはこうだった

アレクシス・サンチェス(マンチェスター・ユナイテッド)

なぜアレクシスがオールド・トラッフォードで失敗してしまったのかはいまだに謎だ。

アーセナル時代はリーグ最強選手のひとりだったが、2018年1月の電撃移籍後はさっぱりなのだ。

昨季後半戦はわずか2ゴールで、CLセビージャ戦では酷いパフォーマンスを露呈。今季はよくなるだろうと思われたが、そうはならず。

怪我と低調により、今季プレミアリーグでの得点数はわずか1。オレ・グンナー・スールシャール監督下ではほとんど出番がなく、ユナイテッドでの不幸せな期間はこの夏にも終わりうる。

ジャン・ミカエル・セリ(フラム)

昨夏にフラムが2700万ポンド(38億円)で獲得した際、移籍市場での大当たりになると思われた。

かつてバルセロナやリヴァプールも狙っていた彼を昇格クラブがゲットしたのだ。実際にシーズン序盤は確かなパフォーマンスを披露。バーンリー戦ではセンセーショナルな一撃も叩き込んだ。

だが、チームは2度の監督交代を行うなど混迷のシーズンとなり、彼を含めたほぼ全ての新加入選手は苦しむことに。

システムが固定されなかったこともあり、結果としてセリは低迷した。得点を決めたのもバーンリー戦のみ。2部でのプレーは望まないまずで、この夏にもフラムを去るかもしれない。

ジェリー・ミナ(エヴァートン)

昨夏のワールドカップで3ゴールを決めて一躍名を売ったコロンビア代表DF。エヴァートンはトップ6入りのために、彼を2700万ポンド(38億円)でバルセロナから獲得した。

だが、怪我によって数週間離脱する間にマイケル・キーンとクルト・ズマが強固なCBタッグを形成。ミナはそこに割って入ることができていない。

今年に入って先発起用されたのは3月のチェルシー戦のみ。それはローン中のズマが親元クラブと対戦できなかったためだ。

ただ、ズマが来季チェルシーに戻ることになれば、ミナはチャンスが増えることを期待するだろう。

モアメド・エルユヌシ(サウサンプトン)

サウサンプトンが1600万ポンド(23億円)を支払って獲得したノルウェー代表アタッカー。ビッグインパクトをもたらすことが期待されていた。

マーク・ヒューズ前監督のもとでは起用されていたものの、試合に関与できず苦戦。その後、ラルフ・ハーゼンフットル新監督がやってくると出番はめっきり減ってしまった。

15試合に出場しているものの、ゴールもアシストもなく、単純にピッチ上で活躍できていない。

指揮官の信頼を勝ち取るためには、相当な努力が必要に思える。イングランドフットボールへの適応には時間がかかることもあるが、問題は必要な時間が彼に与えられるか否かだ。

フレッジ(マンチェスター・ユナイテッド)

昨夏、ユナイテッドが獲得した新加入選手は3人だけで、ジョゼ・モウリーニョは不満を露わにしていた。その3人のなかで最も高額で最も期待されていたのがフレッジ。

宿敵シティを出し抜いて獲得した彼にはポール・ポグバの相方になることが期待されていた。だが、そうはならず、大きな批判を浴びることに。

序盤こそよかったが、モウリーニョ解任後はスタメンを外されることも増えた。スールシャール監督のもとでやや復調してきたが、仕方なく起用されているようにも。

今季がオールド・トラッフォードでの最初で最後のシーズンになるかもしれない。

© 株式会社ファッションニュース通信社