キリンの子ども 名前を募集 佐世保・森きらら

お披露目されたアミメキリンの子ども=佐世保市、森きらら

 長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で27日、アミメキリンのいと(5歳)が2月に産んだ雄のお披露目会があり、来園者は愛くるしい姿に歓声を上げた。

 現在約2.3メートル、体重125キロ。甘えん坊でやんちゃという。父親はハヤト(9歳)。キリンの誕生は、前身の施設を含め23年ぶり5度目となる。

 来園者は、キリンの赤ちゃんが出産直後になかなか立てず、スタッフが介助をしたことなど、エピソードに耳を傾けた。この後、〝主役〟が登場すると、写真撮影をするなどして喜んだ。

 佐賀県嬉野市立久間小3年の大宅結菜さん(8)は「楽しそうに走り、かわいい。元気に大きくなってほしい」と笑顔を見せた。

 キリンの名前募集もスタート。必要事項を記入し、展示場前の応募箱に入れる。名付け親(複数の場合は抽選)には、6月の命名式で記念品を贈る。5月11日締め切り。

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