ホワイトソックスが9回20奪三振のメジャータイ記録

【タイガース1-4ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ホワイトソックスは、先発のレイナルド・ロペスが6イニングで14個の三振を奪うなど、4投手が合計20奪三振を記録し、9イニングでのメジャータイ記録を樹立。タイガース打線をわずか2安打1得点に封じた投手陣の頑張りもあり、ホワイトソックスは4対1で勝利を収めた。先発のロペスが6回105球を投げて被安打2、奪三振14、与四球3、失点1(自責点0)という快投を見せたホワイトソックスは、2番手のジェイス・フライ、3番手のケルビン・ヘレーラ、4番手のアレックス・コロメイが各1イニングを投げて2奪三振。1試合20奪三振を達成したのはチーム史上7度目、2016年以降で3度目のことだった。好投のロペスが今季2勝目、コロメイは今季5セーブ目をマーク。タイガース先発のマシュー・ボイドは6回2失点と好投するも打線の援護がなく、今季2敗目を喫した。

初回に二死満塁のチャンスを迎えたホワイトソックスは、ウェリントン・カスティーヨのエンタイトル二塁打で2点を先制。直後に2回表に、ロペスが遊撃ティム・アンダーソンのエラーをきっかけに二死二塁のピンチを背負い、グレイソン・グライナーのタイムリーで1点を失ったものの、1点リードで迎えた7回裏に無死一・三塁からレウリー・ガルシアのスクイズで1点を追加し、8回裏にも一死満塁のチャンスを作ってヨルマー・サンチェスの犠牲フライでリードを3点に広げた。このリードをロペスからフライ、そしてセットアッパーのヘレーラからクローザーのコロメイへつなぐ必勝リレーで守り抜き、4対1で逃げ切り。敗れたタイガースは打線が20三振を喫するなど、2安打1得点と振るわなかった。

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