改元記念にパチリ、藤沢市役所にブース つるのさん作品も

藤沢市が特設するフォトブース。改元初日は、武田さんとつるのさんの作品を手に記念撮影ができる

 改元を記念し、藤沢市は5月1日、市役所1階ロビーにフォトブースを特設する。ともに市内在住の書道家・武田双雲さんと、タレント・つるの剛士さんの寄せた作品も展示。市は「婚姻届を提出するカップルや改元を祝う家族連れに、思い出の1枚を撮っていただければ」と話している。

 特設フォトブースには、「インスタ映え」するよう、「Anniversary in Fujisawa」の文字や花をあしらえたボードを置く。

 また武田さんが揮毫(きごう)した新元号「令和」や、ふじさわ観光親善大使を務めるつるのさんが描いた、市の公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」らのイラストも展示。二つの作品とも、手に持って記念撮影できる。

 市観光シティプロモーション課によると、世紀が変わった2000年1月1日には、計123組のカップルが婚姻届を提出しに市役所に足を運んだ。今回も、改元された日を新たな門出の日にしようと多くのカップルが訪れると予想される。

 そこで市は1日、婚姻届を受理する市民窓口センターの窓口を開設。市観光シティプロモーション課の職員を特設フォトブースに常駐させ、記念の1枚を撮影するカメラマン役を引き受ける。

 特設フォトブースは2日以降も設置。ただ武田さんとつるのさんの作品を手に撮影できるのは、改元初日に限る。

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