世界中のサッカー情報を網羅するQoly編集部が今、ちょっと気になっている選手を有名・無名を問わずにお届けする「今週の5名」。
今週はサッカー界の“超サラブレッド”に、本田圭佑によって…した選手が登場するぞ!
ルカ・ミリヴォイェヴィッチ(セルビア)
所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド)
今話題の“PK職人”がミリヴォイェヴィッチだろう。何と今シーズン二けた得点をあげているのだが全てPKなのだ。
VARの判定によりPKが増えた恩恵を受けていると言われているが、クリスタル・パレスの戦術としてエリア内でザハが仕掛けられるというのも大きなアシストになっている。
本人曰く「人々はPKは宝くじのようなものというが、PKは宝くじではない」「PKを失敗すると考えたことはない」とのことで、あくまでPKは技術によるものだと語っている。
アンディ・ジョンソンが持つプレミアリーグにおけるPKの得点記録(11ゴール)を更新しようとしており、今にもその記録は達成されようとしている。(編集部Q)
木戸 皓貴(日本)
所属クラブ:アビスパ福岡(日本)
名門・東福岡のエースとして選手権の優秀選手に輝いた木戸。
当時からJクラブが獲得に動いたものの明治大へ。大学では大きな怪我に悩まされたが、2018年にアビスパ福岡へ加入した。
そんな彼は、先週に行われたJ2の愛媛FC戦で待望のプロ初ゴールを決めたのだが、これがお見事だったぞ。
これは「半端ないって」とともに大迫勇也(現ブレーメン)の代名詞となっている「後ろ向きのボールめっちゃトラップ」!後方からのボールをピタリと止め、ゴールへと流し込んだのであった。
過去には高校選抜、U-18日本代表候補の経験した23歳。これからの飛躍に期待したいところだ。(編集部H)
マクシム・フリット(オランダ)
所属クラブ:ヨングAZ(オランダ)
次々に現れ始めているレジェンド選手の2世たち。かつてオランダ代表で活躍し、ミランでは「オランダトリオ」の一人として大暴れしたルート・フリットの息子もデビューを果たした。
息子マクシム・フリットは2001年生まれの17歳。
デビューしたといっても、トップチームではなくサブチーム(ヨングAZはオランダ2部)なのだが、それでも現地では話題になっていた。
というのも、“血統”がすごいのだ。父親はフリットで、母親はあのヨハン・クライフの姪!ちなみにマクシムは有望なディフェンダーだそう。(編集部I)
森島 康仁(日本)
週末に行われたAC長野パルセイロ戦で2-0と勝利し、J3首位に浮上した藤枝MYFC。この試合で2得点を決めたのは、「デカモリシ」の愛称で知られる森島康仁だ。
U-20ワールドカップに出場するなど、いわゆる調子乗り世代のストライカーとして若い頃から活躍。
過去2年間は地域リーグのテゲバジャーロ宮崎、栃木ウーヴァFCでプレーしていたが、いずれのチームでも「1試合1点」のペースで得点を重ね、Jの舞台に戻ってきた。
藤枝ではここまで7試合に出場し5ゴール。味方を生かすプレーも相変わらずうまく、攻撃の大黒柱として奮闘する31歳のFWからいま目が離せない。(編集部O)
コスタ・バルバルーセズ(ニュージーランド)
所属クラブ:メルボルン・ヴィクトリー(オーストラリア)
この連休中にはオーストラリア・Aリーグのグランド・ファイナルが行われ、メルボルン・ヴィクトリーはレギュラーシーズン3位が確定しており、3~6位のチームで行われる1回戦への出場が決まっている。
3日に行われる試合にはもちろん本田も出場するだろうが、あえてそこは29歳のニュージーランド代表FWに注目してほしい。
彼は昨年12月、「自信を付けてもらうため」と同僚の本田圭佑からPKを譲られ今季のリーグ初得点を決めたのだが、なんとそれから怒涛のゴールラッシュ!現在14ゴールを決めているのだ。
これぞ世界のホンダの力…恐るべし。ちなみに契約は来月末まで…Jリーグへどう?(編集部K)