![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/495855352774640737/origin_1.jpg)
松浦鉄道(MR)左石駅(佐世保市田原町)構内に、障害者らが働く多機能型事業所「駅カフェなごみ」が開店した。
就労継続支援B型事業所(多機能型)やグループホームを運営する一般社団法人ハートフル(佐世保市、古川明美理事長)が運営。障害者の雇用の場をつくるとともに、駅の活性化につなげる狙い。
聴覚や知的、精神に障害のある人や、職員が働く。駅員風の帽子をかぶり、接客。レトロな内装の店内では、列車の車輪の焼き印を押した回転焼き、カレーライス、唐揚げ、コーヒーなどを販売する。営業時間は午前9時~午後7時。
現地で25日、オープニングセレモニーが開かれ、関係者が祝った。利用者代表の浦貴一郎さん(28)は「とてもうれしく、やる気でいっぱい。みんな頑張るので、よろしくお願いします」とあいさつした。原分町の福田勝實さん(79)は「障害者が働ける場があるのはいいこと。おいしく、いろんな料理を食べたい」と話した。