バブル崩壊による景気や雇用の悪化、大規模な自然災害の続発…。30日に幕を閉じる「平成」は県内の経済や暮らしを揺るがし、県民の価値観に影響を与えるような出来事が相次いだ。一方で、インターネットの普及や交通インフラ整備の進展は、県民生活に多大な恩恵をもたらした。県民からは、平成が自身や社会に与えた影響について「考え方が変わった」「陸の孤島ではなくなった」などの声が聞かれ、新時代に向けては「より若者が活躍できる世の中になってほしい」といった希望や期待が高まる。また、退位される天皇陛下に対し、県内では改めてお人柄を慕う声が広がっている。
平成、価値観に変化 インフラ県内へ恩恵
- Published
- 2019/04/30 08:03 (JST)