JAながさき県央(辻田勇次組合長)は、県央産の長崎和牛の独自ブランドを「長崎和牛PREMIUM(プレミアム)県央」と決め、販売額増加とシェア拡大を目指す。
長崎和牛は、県内で生産された肉牛すべてが対象。各JAは「出島ばらいろ」(長崎せいひ)や「壱岐牛」(壱岐市)などのブランド化を推進。JAながさき県央は、より質の高い長崎和牛を生産し、生産者の経営安定を図る目的でブランド化を検討。昨年5月から専門委員会で名称やロゴマークなどを協議してきた。
同JA肥育牛部会には諫早、大村両市と東彼杵郡の畜産農家45戸が加入している。2018年度は約3500頭を飼育し、約1900頭を出荷。出荷先は県内が約6割を占め、販売額は約25億円だった。
「プレミアム県央」の対象は、同部会員が飼育したA等級、BMS(肉質等級)7以上、生後28カ月以上と規定。このほど東彼川棚町でブランド発表会があり、関係者約80人が県央産の長崎和牛PRに注力することを確認した。
「長崎和牛PREMIUM県央」JA独自ブランド推進
- Published
- 2019/04/30 16:00 (JST)
- Updated
- 2019/05/01 00:35 (JST)
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