バルセロナvsリヴァプール！両チームに所属した8選手、分かる？

ついに今週に迫ったUEFAチャンピオンズリーグの準決勝。1日にはバルセロナとリヴァプールのビッグマッチが行われる。

それを前にこの両チームでプレーした経験を持っている珍しい8名のスター選手をご紹介しよう。

バルセロナ所属：2018～

リヴァプール所属：2013～2018

リヴァプールで長く活躍を見せ、昨年1月になんと1億500万ポンド（およそ152.81億円）というとんでもない額でバルセロナへと引き抜かれた。ボーナスが最大で加われば1億4200万ポンド（およそ206.65億円）に跳ね上がるらしい。

ただ、カンプ・ノウではまだ本領を発揮したとは言い難い状況であり、ウスマヌ・デンベレやアルトゥールの影に隠れる日々が続いている。

バルセロナ所属：2014～

リヴァプール所属：2011～2014

プレミアリーグで圧倒的な破壊力を見せ、リヴァプールの選手としてマイケル・オーウェン以来の得点王を獲得したスアレス。2014年の夏に8100万ユーロ（およそ100.9億円）でバルセロナへと移籍した。

2014年W杯でキエッリーニを噛んだことで長期の出場停止を受けている状態での加入であったが、起用が可能になってからはすぐにフィット。メッシ＆ネイマールとともに「MSN」を形成してバルセロナに栄光をもたらした。

バルセロナ所属：2010～2018

リヴァプール所属：2007～2010

カルロス・テベスとともにウェストハムに加入して驚きを与えたマスケラーノ。当初はプレミアリーグに馴染めなかったが、才能を評価されて加入したリヴァプールで欧州に適応していった。

2010年にはバルセロナに加入し、長くチームの守備を司るバランサーとして君臨。ディフェンダーとしてもプレーし、ゴールはわずか1点だけだったが多くのタイトルに貢献した。現在は中国で現役続行中。

バルセロナ所属：1990～2002、2003～2004

リヴァプール所属：2004～2007

何人もいるルイス・ガルシアの中で最も有名なルイス・ガルシアだろう。バルセロナの下部組織で育成され、ローン先での活躍が評価されてアトレティコ・マドリーへ移籍。1年でバルセロナに呼び戻されたという経験がある。

2004年にはリヴァプールへ移籍。様々なポジションをこなして貢献する独特のスタイルで存在感を発揮し、2004-05シーズンにはチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。一度引退した後、2006年にオーストラリアで現役復帰したことでも有名。

バルセロナ所属：1988～2002

リヴァプール所属：2005～2014

両クラブでの在籍年数が最も多い選手ではなかろうか。ユース時代から父のミゲル・レイナが所属していたバルセロナでプレーし、2000年にトップチームへ昇格。若くして出番を得たものの、あまり高い評価を得ることはできなかった。

ラファエル・ベニテス監督の誘いでイングランドに渡ったのが2005年。それからゴールマウスを守り続けて8シーズン、396試合に出場した。プレミアリーグ発足後最も無失点率が高い選手は彼である。

バルセロナ所属：1999～2001

リヴァプール所属：2001～2002

フィンランドの英雄として知られる名ストライカー。アヤックスで長く活躍した後、1999年にバルセロナに加入した。恩師ルイス・ファン・ハール監督の下でプレーしたが、スペインではあまりいいところを見せられなかった。

2001年には憧れのケニー・ダルグリッシュがプレーしていたリヴァプールへ移籍したが、代表戦での怪我をきっかけに離脱を繰り返すようになり、わずか1シーズンで退団を許可されることに…。

バルセロナ所属：1998～2001

リヴァプール所属：2005～2007

オランダ代表のユーティリティープレーヤーとして知られた長髪のレフティ。PSVでプレーした後、1998年に22歳でバルセロナに加入した。ファン・ハール監督のオランダコネクションに組み入れられたが、指揮官の辞任で出番が減少し、チェルシーに移籍した。

ミドルズブラを経て2005年にリヴァプールへ加入。ウイングやボランチで起用されたものの怪我に悩まされてしまい、結局2シーズンで契約が満了となり、マルセイユへと去っている。

バルセロナ所属：1998～1999

リヴァプール所属：2005

現在はレガネスの監督。2017-18シーズンには吉田麻也が所属しているサウサンプトンの指揮官を務めていたことで知られる元アルゼンチン代表DFだ。

バルセロナにはベレス・サルスフィエルドからのローンで加入し、23試合に出場した。次のシーズンからはバレンシアで長くプレーし、2005年1月には師弟関係だったラファエル・ベニテス監督の誘いでリヴァプールへ移籍。半年間だけ所属していた。