長崎県対馬市の山中で、フデリンドウが空色の花を咲かせている。今月上旬までが見ごろ。
市や植物写真集「対馬の植物」などによると、フデリンドウはリンドウ科で、木陰に生える多年草。草丈は6~9センチで、3~5月に直径1センチほどの花を付ける。
同市上県町の飼所(かいどころ)川沿いの林道脇では、落ち葉が積もった林床に、小さな空色の傘を広げたようにフデリンドウが点々と咲き、散策する人の目を楽しませている。
市文化交流・自然共生課の担当者は「リンドウと名が付く植物の中で、対馬でこの時季に咲くのはフデリンドウだけ。ハイキングでは、足元に目を向けて花を探してみては」と話している。
対馬で空色フデリンドウが見ごろ
- Published
- 2019/05/01 00:35 (JST)
- Updated
- 2020/04/30 13:51 (JST)
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