ロンゴリアが逆転3点打 ジャイアンツ接戦制す

【ドジャース2-3ジャイアンツ】@オラクル・パーク

ジャイアンツは6回までドジャース先発の前田健太、2番手のスコット・アレクサンダーの前に無得点に封じられ、2点のビハインドを背負っていたものの、7回裏に反撃を開始。ドジャース3番手のロス・ストリップリングに対し、一死からジョー・パニックのヒットとヤンハービス・ソラーテの二塁打で二・三塁のチャンスを作ると、ブランドン・ベルトが四球を選んで満塁となり、4番手のディラン・フローロの前にバスター・ポージーは空振り三振に倒れたが、エバン・ロンゴリアがレフト線への3点タイムリー二塁打を放って逆転に成功した。1点のリードを4番手のレイエス・モロンタ、5番手のウィル・スミスが守り抜いて試合終了。1回2/3を無失点に抑えた3番手のサム・ダイソンが今季初勝利、スミスは今季7セーブ目をマークした。

今季4勝目を目指して今季6度目の先発登板に臨んだ前田は、初回一死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、2回裏は先頭のブランドン・クロフォードを四球で歩かせながらも、右翼コディ・ベリンジャーの好返球にも助けられて無失点。3回裏は一死からソラーテにヒットを許すも、次打者のベルトをショートへの併殺打に打ち取り、4回裏は二死からクロフォードにヒットを浴びたものの無失点、5回裏も一死一・二塁のピンチを凌いで5イニングを無失点に抑えた。6回裏の先頭打者・ポージーに二塁打を浴びたところで降板となったが、アレクサンダーが後続を抑えたため失点はゼロ。6回途中まで73球を投げて被安打7、奪三振3、与四球2と決して安定したピッチングではなかったものの、先発投手として最低限の役割は果たした。6回表に味方が2点を先制したため、降板時点で勝利投手の権利を有していたが、リリーフ陣が逆転を許し、今季4勝目はならなかった。

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